メールマガジンvol.25

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自分が美味しいと思っている商品やお店を、人に紹介したことはありませんか?
A「美味しいから絶対に行って食べてみて!」
B「うん!行ってみる!」と言う会話で終わる。

しばらくして会って
A「あの店どうだった?」
B「え?あ、ごめんまだ行ってない」
A「なんだよ!あれだけ店の場所とか詳しく聴いといて...」
B「わるい、このところ忙しくて」
A「お前っていつもそうだよな!俺のこと後回しだもんな...もう次は教えてやらない」
B「そんな意地悪言うなよ...」
てな感じで、なんか気まずくなる。

これこそが「アドバイスの罠」にハマったコミュニケーション。
Aは自分が良かったからBも同じように喜ぶだろうと思い、お店を紹介する。
Bも善意と受け取り、Aに答えようとして行くと言う。

Aは良かれと思ってしてあげたのに、Bは思い道理に動かない。
Aは裏切られたと感じ自尊心が傷つき怒る。

カウンセリングではアドバイス的な情報は与えるが、
最終的にどうするかの決断は「相手に任せる」ことが大切である。
選ぶ権利を奪ってしまうと...「やらされた」になり、
自主性がなくなりモチベーションが低下する。

あなたの会社では「やらされた感じ」が蔓延していませんか?
人は自分で決めたこと以外は責任を取りたがらないものです。


(次号に続く)

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