メールマガジンvol.28

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ミーンミンミンミ~~~ン・・・とセミの鳴く声

いつもと調子が違う? 少し尻下がりのフェードアウト。
息が続かない感じだ・・・
あなたは、夏が終わる予感を感じていますか?

セミは幼虫で7年ほど過ごし、
成虫になってたったの1週間か2週間しか生きられない。
晩夏の今、自分の最後を知って必死で残りの力を振り絞り燃え尽きる。
セミは「とき」をどうやって知るのであろうか?

人生や物事には「とき」というものがある。
機が熟す、果物の食べどき、刈り入れ時、
鬨の声、厄年や天中殺などなど・・・
時間的なものとタイミング的なものが合わさっている感じである。

人生には良い「とき」もあれば悪い「とき」もある、
辛い「とき」もあれば楽しい「とき」もある。

常に変化し揺らぐ「とき」を感じ、
知ることで人生に活かそうというのが易などにみられる。

森羅万象と自分とのつながりが理解できれば
「とき」と共により良く生きられるのではないかと私は思う。

植物は季節の「とき」と共に生きている。
冬はシッカリと根を張り、春は上に芽を出し、
夏は大きく逞しくなり、秋に大きな実をつける。

企業経営でも人生でも「とき」はあるだろう。
じっと耐えるとき、一気に打って出るとき。
独りよがりで判断せずに、
周りをよく見て流れを読み、「とき」を味方につけよう。


(次号に続く)

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