朝夕が涼しく過ごしやすくなってきた。
暑がりの私にとっては、夜も眠りやすくなってうれしい。
カウンセリングに訪れる多くの人が、睡眠障害を訴える。
眠れない!起きられない!
心配ごとで思い悩み、寝付けない、
もしくは眠りが浅く夜中に起きてしまう。
睡眠不足になり仕事の効率が上がらない...
心配事がさらに増えて...
なおさらに眠れない。
やっと眠れたと思ったらもう朝だ!?
遅刻だ!間に合わない!
今日も体調が悪くて休む旨を電話する。
自己嫌悪に襲われ、夜また眠れなくなる...
負のスパイラル地獄、悪循環に陥る。
よく眠れるようになるには
心配事がなくなるか、解決するしかない。
原因を解決できたり、対策が見つかって
希望を感じられたりすると良い方向に向かう。
どうにでもなれ!といって会社を辞めた人は、
嘘のように眠れる人もいるのだ。
心の病の場合、身体の病気の休み方とチョット違う。
先ずは身体を休ませ、体力と気力を付ける。
次は心をリラックスさせたり気づきを得るために
外で遊んだり趣味に没頭するのもいい。
五感を心地よく刺激して、
至福感を感じることをする!気持ちいい~!である。
休職中は自分自身にとってプラスになることをやろう。
本を読んだり、勉強したり、ウォーキングしたり、
スイミングやジムに通ったりと、
自分を成長させることを日常に取り入れる。
すると、不思議に心が落ち着くものだ。
過去を悔んで未来を憂うばかりでは、心は疲れていく。
今、この瞬間、現在を生きてほしい。
過去は変えられない...でも未来は
今、この瞬間から変えることができるのだ。
今のあなたの考え方、受け止め方が未来を創る。
幸せな未来を...祈!
(次号に続く)
ぱんッ!ぱんッ!神様!仏様!ご先祖様!...っと毎朝私は拝んでいる。
その礼儀作法はダメ!ダメ!とダメ出しされそうであるが、
これが岡本流なのであしからず。
神棚のようなものはあるが、仏壇はない。
神社のお札やお守り、小さな仏像や縁起ものもまとめて置いている。
皆さんはどうだろう?
神、宇宙、意識体、仏、大日如来、釈迦、
天、菩薩、観音、如来...etc.etc.
八百万の神!森羅万象に宿る精霊!グレートマザー!
私は目に見えない世界で時間も空間もすべて含まれた、
とっても大きな存在として捉えている。
人間には大きすぎて全体が見えない、わからない、
理解の範囲を超えているもの。
ほんの一部を感じたり考えたりして捉えて、
様々なものに例えたのが神や仏ではなかろうか?
神の子としてキリストが現れ、
大日如来が世情に合わせ薬師如来などの姿で世に施しをする。
人間にとって理解できる様にしていただいているのだろう。
細かい違いを知ることや、外形化した儀式を守ることは
いかなる意味を持つのであろう。
私にとってはご先祖様を含め総べて尊い存在なのである。
すべてが敬うべきもの、
だから森羅万象と調和を持つように生きていきたい。
戦っている国の多くは一神教の国が多いといわれる。
神様は全能のはずなのに...答えは未だに出ていない。
戦いをしない生き方は...
「もったいない」の心をもった人たちがカギを握るという。
分け合えばあまる...
尊敬の念と慈悲の心、自反の精神をもった
東洋の人々やネイティブアメリカンなど。
平和には大切だと思う。
世界が平和で幸せでありますように!
ぱんッ!ぱんッ!神様!仏様!ご先祖様!
願
(次号に続く)
手のひらを太陽に透かしてみれば...真っ赤に流れる僕の血潮!
子供のときにやってみた人も多いのでは?
太陽に向かって瞼を閉じて顔を向けてみると
とっても綺麗な赤の世界が広がる。
太陽の温かさ、生きている実感を味わえて
ちょっぴり幸せな気分になれる。
そんな、五感から入る刺激を
あなたはどう感じて考えているだろうか?
刺激...反応、は虫や動物の世界といわれている。
ワニの開いた顎に触れるとガブッとくる。
刺激...感情...思考...行動、が人間。
同じ刺激・出来事でも受け取り方は千差万別だ。
感情を言い換えると、信念・価値観・beliefなど。
それは、心のフィルターという意味。
心にどんなサングラスをかけているかだ。
黒いサングラスをかけていると世界は黒っぽくなるし、
黄色だと黄色い世界になる。
マイナスの眼鏡の人!
愚痴ばっかり言っている人!
人のせいにばかりしている人!
自己卑下してばかりの人!
人生辛く見えていないですか?
笑顔の人!
楽しい人!
自信のある人!
太陽のような人!
彼らは幸せな人生を歩んでいる人。
同じ時間が過ぎていくなら、楽しいほうがいい。
でも、ここに落とし穴が...?
マイナスを知らない人はプラスのご褒美がもらえない!
お腹が空けば空くほど!おいしい!うまい!のご褒美が待っている。
①死中有活 ②苦中有楽 ③忙中有閑
④壺中有天 ⑤意中有人 ⑥腹中有書
...安岡正篤の「六中観」。
①②③は対局を表している。
④の壺は四面を壁で遮られているが、天は開いているという意味。
⑤は、この人ならと自分の信用を乗せて紹介できる人を持つという意味。
⑥は、座右の書のように、その本のことや中身を考えたときに、
自分を顧みて背筋がピンとなるような書を腹に持つという意味。
行き詰ったときや人生を生きる大切な観かただ。
馬鹿がいるから天才もいる。
この世は両方いるから面白い。
混沌として価値観が多様化している時代、
あなたのbeliefを見直してみては?
感謝
(次号に続く)
「にんげんだもの」などの詩や書で有名な
「相田みつを」さんの「相田みつを美術館」に
久しぶりに行ってきた。
カウンセラーになる前から相田みつをさんの作品は好きで、
カレンダーや本、ビデオまで持っている。
私自身、人生のどん底だと思えた30代。
何度も何度も死にたいと思った。
そんなとき、彼のさまざまな作品が私に力をくれたのだ。
私が元気をもらった相田みつをさんの言霊を挙げてみる。
■『道』
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければならぬ
道というものがあるんだな
そんなときはその道を
だまって歩くことだな
愚痴や弱音は吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って
涙なんか見せちゃダメだぜ
そしてなあその時なんだよ
人間としてのいのちの根がふかくなるのは
■『いのちの根』
なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろがふかくなり
いのちの根がふかくなる
この2つの詩は、私が苦しくつらいときに
何度も何度も読み返した詩だ。
そして観音様の目を持ったカウンセラーになりたいと誓った。
辛く貧乏で大変なときに、就職の道を選ばず
不思議とカウンセラーへの道を突き進んだ。
そのときに支えとしたのが次の詩だ。
「わたしは無駄にこの世に生まれてきたのではない
また人間として生まれてきたからには無駄にこの世を過ごしたくはない
私がこの世に生まれてきたのは
私でなければできない仕事が何かひとつこの世にあるからなのだ
それが社会的に高いか低いか そんなことは問題ではない
その仕事が何であるかを見つけ
そのために精一杯の魂を打ち込んでゆくところに
人間として生れてきた意義と生きてゆくよろこびがあるのだ」
今にして思えば私のあの30代の苦しみも
必然だったような気がする。
■肥料
あのときの あの苦しみも
あのときの あの悲しみも
みんな肥料になったんだなあ
じぶんが自分になるための
相田みつをさんの作品は
ほとんど全てカウンセリングにつながる。
頭で理解するのではなく、心に直接響くからだ。
美術館には20代の男女も多く訪れていた。
おそらく現代の癒しとして
幅広く受け入れられているだろう。
(次号に続く)
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