教育の現場が乱れていると聞かされる・・・。
以前は小学生以下に教えるようなことを、大学生や新社会人に教えている。
心が置き去りにされた結果かもしれない。
今一度、振り返ってみるために、皆様も良くご存じの
「アメリカンインディアンの教え」(ニッポン放送出版、加藤諦三著)の
アメリカンインディアンの詩を記します。
・・・子供たちはこうして生きかたを学びます・・・
非難ばかり受けて育った子は 非難ばかりします
敵意に満ちた中で育った子は だれとでも戦います
ひやかしを受けて育った子は はにかみ屋になります
ねたみを受けて育った子は いつも悪いことをしているような 気持ちになります
心が寛大な人の中で育った子は がまん強くなります
はげましを受けて育った子は 自信を持ちます
ほめられる中で育った子は いつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は 正義心を持ちます。
思いやりのある中で育った子は 信仰心を持ちます
人に認めてもらえる中で育った子は 自分を大事にします
仲間の愛の中で育った子は 世界に愛を見つけます
(作:ドロシー・ロー・ノルト/訳:吉永 宏)
子供を育てるときにしみいる話だが、企業での教育の現場にも
恐ろしいほど当てはまるのではないだろうか?
どの企業も、ある程度の教育研修期間を終えるとOJTと称して
現場での育成に切り替えるが、名ばかりの育成で潰れる新人も多い。
「教える」ことはするが「育てる」上司はほとんどいないのが現状だ。
アメリカンインディアンの教えこそ、OJTに必要なものに思える。
皆様の企業は、いかがですか?
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