憂国の士と言えば・・・吉田松陰、久坂玄端、高杉晋作などなど。
最近私の周りで、若者を育てたいという熱い人たちが増えていると感じる。
松下村塾を夢見ての大学をつくったり、大学生を社会人が教育したり、
シェアハウスに同居している若者たちに、機会を与えたりと、あの手この手である。
皆様の会社には憂国の士ならぬ憂会社の士は居るだろうか?
もしかしたら、あなた自身ではないですか?
憂国の士が出てくるという状況を考えると、すでに危機的状況にある。
平和で安心できているうちは、会社を憂いる必要はない。
会社の中で、会社やみんなのためを思って、辛口の発言をしている人はいるだろうか?
嫌われたくないという気持ちや、言ったら自分がやらないといけなくなる・・・。
強い権力者のもとでは、Yes Man が増えてしまう。
No Man は嫌われやすく、煙たがられる。
No Man の発言が必要とされている会社は良いが
No Man を排除しようとしてしまうと、憂国の士ならぬ、憂会社の士になってしまう。
倒幕ならぬ倒会社に結果としてなっていく。
憂国の士が国を滅ぼす・・・と、勝海舟も確か言っていたと思う。
大切なのは、国(会社)の指導者(社長・経営者)が、苦言に耳を貸し
問題や矛盾から逃げずに向かい合うことではないだろうか。
だからこそ経営者は凄いのであり、器を大きくする努力が必要になる。
あなたの会社に憂国の士が出ていたなら、真剣に向き合い話し合ってみてはいかがだろ。
新たな発想や展開が見えてくるかも?
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