不都合な真実・・・まだ覚えていますか?
アメリカ元副大統領、アル・ゴア氏が映画や本で地球温暖化など
将来の危機を描いたものです。
数十年前の氷河と比較すると大きく減少していたり、森が無くなっていたりと
長い時間の流れで観察すると、変化が読み取れる。
人間、やはり自然が破壊されれば生きてはいけない。
自然破壊で今後、如実に出てくるのが食糧問題なのではないかと思う。
・・・と思っても、自分自身は何が出来ているだろうか?
経営者の方の多くの本音が「エコや自然環境やCSRは大切であるが、
今は会社をいかに存続させ、社員と自分の家族を守るかが先決です」と言う。
正直な話であり、優先順位を決めるのに皆頭を悩ませている。
自分自身・個人として「不都合な真実」を考えたことがあるだろうか?
例えば健康はいかがだろう。
少し胃が痛い、目が見えにくくなった、太った、疲れが取れなくなった・・・などなど。
5年前と比べたら、10年前と比べたら・・・大きな変化となっているのでは?
忙しさとめんどくささから、自分にとって不都合な真実を隠してはいないだろうか?
気づかないふりをしてはいないだろうか?
肉体だけではなく、心の中の「不都合な真実」を見るのはとても難しい。
ペルソナ(仮面)とシャドウ(影)の話は以前にもしたが、不都合な真実はシャドウに入るだろう。
自分の嫌な部分やダメな部分、都合の悪いことなどは、人間見たくないものである。
観るには凄く勇気が要るうえに、恐怖心も克服しないといけない。
だから、ついつい他人にその嫌な部分を投影して責めることをする。
心の中の「不都合な真実」を受け入れることは、カウンセラーの訓練・修業にもつながる。
克服することは難しいが、「不都合な真実」を自分自身で知って認めておくことが大切になる。
人に公言する必要はない、自分自身で知っていればいい。
偉そうなことを書いてしまったが、まだまだ修行の足りない自分を自覚する機会になりました。
感謝
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