「あなたは、この会社で何がやりたいですか?」と面接官が問う。
「自分の力が発揮できると思いまして・・・」と就活中の学生。
「力をどう発揮しますか?」面、「一所懸命頑張ります!」学。
・・・噛み合ってないぞ!?
採用担当者や新人育成の担当者は、何度もうなずいて「正にその通りです」!との
返事が返ってきそうだ。
その後に、見えない声として「私も本当に困っています。誰か代わってよ!」と
メッセージが伝わってきます。
こんな話や「ゆとりさま」(ゆとり教育を受けて育った人)の話をすると
「そこまで大変なんですか?それじゃあ小中学生じゃないですか!」なんて
ビックリして言う大人がいる。
そろそろ常識や価値観の変容が必要な時期が来ている。
当然、変えなければならないことと、変えてはいけないことがあると思うが
みなさん自身、振り返ることをお勧めします。
昔の話をして悪いのだが、現在と比べると・・・???
お茶や水にお金を払っていましたか?
携帯電話は持っていましたか?
コンビニは近くにありましたか?
携帯ゲームは持っていましたか?
そうです、どのような環境で育つかで価値観や行動は変化します。
携帯がない時代は、待ち合わせにしてもトラブルの場合に備えて、
場所や連絡方法、代替え案などを考えていましたが、
今は「着いたら電話します」で終わりです。
文句を言っている大人たちも、便利な恩恵に浸かっているくせに
イザということが出来ないと若い世代を叱る。
知らない人には教えたり体験させて育てないと、育たないし
ましてや言うことなど聴かない。
若い人を育てることも大切だが、育てる側の大人たち(上司・管理職など)が
良く理解して、受け入れる度量を広げる訓練を早急にしなければならない。
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