NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」
同じく大河ドラマ「龍馬伝」
ほぼ時を同じくしての放送開始である。
私の田舎である愛媛の松山は、市長自らが「坂の上の雲」を標榜している。
秋山兄弟と正岡子規がメインの話であり、日露戦争の話でもある。
お隣の高知(土佐)の英雄の坂本龍馬は説明は不要であろう。
今年は政権交代の年であり、流行語大賞にもなった。
時代は、民衆は変わるのだろうか?
毎日出る合併の話やデフレの話、庶民にとってはまだまだ暗雲が晴れることはない。
庶民が心から望んでいることは、より良き変革なのだろう。
政権が交代しても、庶民の心は晴れる気配がない。
このときをして、秋山真之、正岡子規、阪本龍馬などのドラマが放送される。
日本人はヒーローを求めているのだろうか?
夢にこころ躍らせ、熱い情熱を迸らせ、志を抱いた若者たちを、日本は必要としている。
日本の教育において、過去の責任は軽くはない。
10年先、50年先、100年先の未来へと続く礎になる、今を生きる一人の人間として
いま、何ができるのだろう。
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