タイガーマスク

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今年は寅年!・・・私は年男!

子供のころよく見たアニメにタイガーマスクがあった。

タイガーマスクは孤児で捨て子であった、ひねくれて育ったけれど、正義に目覚める。

みなしごハッチ、母を訪ねて三千里、巨人の星・・・見ていて少しもの悲しかった。

両親や母がいない・・・、高度経済成長時代にかかり家族が幸せの基準のようになっていた。

片親などは、結婚のときには不利な要因として上げられ、偏見は強く残っていた。

 

平成22年の現在はどうだろうか?

目につくのは、子どもの虐待、いじめなどである。

両親は健在である。お金もある。・・・でも不幸である。

子供たちは面と向かって大人を非難しないし、あきらめている。

大人たちも、見て見ぬふりをしてごまかし、誰かに責任転嫁する。

やり場のない心の闇のエネルギーが衝動として現れる。

強い子は弱い子をいじめる非行に走る、弱い子は手首を切る、命を絶つ。

大人だってつらい、ストレスは弱き者へと廃棄されていく。

子供も大人も心の中では慟哭している。

 

社会に企業に家庭に愛情が不足して渇いている。

愛の代表は母親だ。

女性が楽しく生きがいを持って生きていく社会が必要となる。

タイガーマスクの時代も今も本質は変わらないのかもしれない。

大人が逃げることなく、覚悟を持って生きていかなければ、

次の世代にバトンは渡せない。

 

自分を生んでくれた両親に感謝!

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