2010年9月アーカイブ

どんこ

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「どんこ」という小魚を知っていますか。

7cm前後のメダカのような魚です。

子どものとき、家の前の川でいっぱい釣っていました。

竹の先1mほどを釣竿として、細いテグスに小さい針と「噛み潰し」という鉛のおもりを付けた仕掛け。

餌はなんでもOK!ごはんつぶでもハムでも魚の身でもイイのだ!

岩の間や陰にポトリと餌のついた仕掛けを落とせば準備万端!

1分もたたないうちにググッと喰いついてくる。

バケツに釣れたどんこを入れていくと20~30匹はすぐ釣れる。

学校から帰って暇つぶしのように釣っていた。・・・でも食べなかったな!?

川漁師が網で捕った同じような小魚で、カジカは良く食べました。

串にさして焼いて、たつくりのように料理してあった。

料亭では高級料理だそうだ。

カジカで一杯!・・・親父たちの顔が浮かんできます。

日原

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日原って知っていますか?奥多摩の方にあるのです。

メンタルヘルスやセラピーなどで実際に使えるのか、効果あるのかを視察してきました。

アドックインターナショナル株式会社様のご支援のもと、楽しく一日過ごせました。

 

奥多摩行きのホリデー快速にて、約1.5時間、その後車で10分ほど・・・約2時間。

都会の喧騒から隔絶され時間の流れが緩やかに感じるには、ちょうど良い時間でした。

 

現着後スタッフと話していると、地元のお爺さんが輪に入ってきて、親しげな笑顔で歓迎してくれた。

一服してさっといなくなったお爺さんと別れた後、親切なスタッフのもと、各施設を見て回った。

木造の旧小学校は、昭和感いっぱいで懐かし~い、不思議な雰囲気を味わいました。

雄大な山と沢の水の音が聞こえる施設では、近くに野生動物の通り道があるとか!?

冬の雪景色も絶景だとか・・・!?

最後はスタッフ自ら改装中の沢に凄く近い施設。

心のこもった美味しーい手打ちうどんとお稲荷さんを戴きました。

 

すぐそばの沢を上流へ上っていくと・・・先ずは緑のトンネルが包み込んでくれました。

岩の緑と上空にかかる木々の緑が、優しく包んでくれているよう。

浅い流れに椅子でも置いて、日長一日ビールでも飲んでボーと感じていたい。

さらに上流へ上ると、た・た・滝が迎えてくれました。

透明できれいな滝壺の水、水しぶきでマイナスイオン全開!

もちろん全体は緑で覆われ、パワースポットだよな~!

吾輩は我慢できずに滝壺にドボーン!!(アザラシが泳いでいるようとの評)

冷たくって気持ちイイー!

水に頭までつけたとき・・・日原と一つになった気がした。

大自然に受け入れてもらった・・・と感じました。

 

帰りたくなーい!と子どものように駄々をこねたいところを、大人の理性で抑えつけ

後ろ髪惹かれる思いで電車に乗りました。

ただ、電車で飲んだ冷たーいビールが最高に美味かった。

みなさん、今度一緒に日原に行きましょー!

動物園の動物と現代の草食系の若者たちを少し重ねて考えてみた。

野生の動物では、餌を取る活動が一日の大半を占める。

その他、天敵や危険がいっぱいで、神経や感覚を研ぎ澄まさなければならない。

命に関わるのだから・・・。

動物園にいれば、餌を取る苦労は必要ない、危険もない。

子どもを産んでも、育てる必要もないかも?飼育係が育ててくれる。

何もしなくても命の危険はないのだから・・・。

 

現代の若者の恵まれた環境と、動物園の動物が重なって見えてしまう。

命の危険を感じないということは、死を意識しづらい。

これだけ多くの自殺などがあっても、身近に感じない。

人は死にそうになったときこそ、強烈に生を感じるのだから。

 

携帯を見ながら、音楽を聴きながら歩いていても、つまづかない。

平坦な道、規則正しい階段・・・、なれると注意をしなくても何んとなく歩ける。

自然の山道や川原などではそうはいかない。

全身の神経をつかって、危険を避けたりバランスをとったりと大変である。

だから疲れるのである・・・が、心は生き生きとしてくる。

 

五感を活性化すると、活き活きとしてくるのだ。

それも頭で考えるのではなく、身体で考えるのが凄い。

もともと、コミュニケーションは五感すべてを通しての総合的なものであった。

機器の発達などで、映像や声が取り出され伝えられるようになった。

肌感覚や匂いなどはおいてけぼりとなった。

機械の発達により、危険と共に感覚も分断され置き去りにされた。

 

動物園の動物は・・・幸せなのだろうか?

文明に浸った現代の人たちは・・・幸せなのだろうか?

問わずにはいられない!

 

 

防災の日

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9月に入りましたね・・・まだまだ真夏だ~!

1日は防災の日でした。1923年関東大震災が起きた日でもあり、

台風がよく来る二百十日にもあたるそうだ。

 

地震、雷、火事、親父・・・そして、水害!?

首都水没は想定しておかなければならない!とNHKの番組で言っていた。

ゲリラ豪雨、浸水、鉄砲水、土石流、河川氾濫などなど、ニュースに事欠かない。

日本は熱帯化してきているのだろうか?

 

防災で大切なこととして、心構えが挙げられる。

災害を想定すること、それに対してどのように行動するのか。

人は突然の出来事には非常に弱い、対処できない。

 

怯えて生きるのと心構えを持って生きるのは大きな違いでもある。

「死ぬことと見つけたり」だったかな?隆慶一郎さんの書いた本にある。

佐賀地方の武士だったと思うが、毎朝起きる前に5パターンぐらいの

死ぬ様子を想像して、いざ死ぬ場面が来たときにも慌てないように

対応できるように訓練するものだ。

 

みなさんは、災害に対する心構えは出来ていますか?

1日夜、墨田区の震災の犠牲者を祭っているお寺の周りに、たくさんの屋台が出て賑わっていた。

どの顔も、災害のことなど考えていないような笑顔ばかりであった・・・。

その笑顔が、苦悩の顔に変わらないことを祈るばかりである。