環境というと、自然とか、地球などと思い浮かべる人が多いかもしれない。
本来はもっと身近なところで、職場や家庭、公園などに使われるものだったそうだ。
私の子どもの頃の環境は、自然に包まれていた。
目の前が川、裏が山、少し行くと海。
川や海で、魚やカニ、タコ、アワビ、サザエ、ウニなどを採り、おやつや食事としていた。
山では、畑のもの以外で、自生のビワ、山芋、あけび、木イチゴ、イタドリなどが手に入った。
子どもの遊びが、ときには家庭の食事の材料となり役立っていた。
子どもは大人の仕事を手伝うのが当たり前でもあった。
畑仕事や風呂焚き、七輪で魚やトウキビを焼いたり、漁師の網にかかった獲物を外したりと
遊びと仕事が何となくつながっていた。
食べ物の命と自分の命はつながっていた。
都会で仕事でこころ疲れている人は、やはり自然に還るべきだろう。
限りある命だからこそ、生きる喜びを基本に生きていくことが大切だと思う。
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